
メディチ家礼拝堂のネムール公ジュリアーノ・デ・メディチの礼拝堂彫刻です。
女性の彫刻は「夜」という作品です。
穏やかな表情は夜の静寂を表しています。
足元のフクロウがミステリアスです。

ミケランジェロは女性像を作る時も男性モデルを使用したそうです。
確かにこの女性も筋肉質で、男性の身体に乳房を付けたように思えますね。
この礼拝堂の仕事はメディチ家からミケランジェロに課せられたペナルティのような意味を持っていました。
1529年からのフィレンツェにおける反メディチ家争乱に、ミケランジェロは反メディチの立場で参戦しました。
もともとミケランジェロはメディチ家に恩義があります。
ミケランジェロを見出し、育てたのはメディチ家の偉大なロレンツォ豪華王でした。
しかし当時のメディチ家当主アレッサンドロは傲慢で、専横が目立ち、ミケランジェロは反乱側についたのでした。
しかし反乱軍は敗れ、ミケランジェロもいったんは逃亡を余儀なくされました。
反乱軍の多くは苛烈な処罰を受けましたが、才能あるミケランジェロは許されました。
その代償として、この新聖具室の仕事を課せられたのです。
















































