ジャンボローニャ《サビニの女たちの略奪 The Rape of the Sabine Women》|彫刻画像(シニョリーア広場)

ヴェッキオ宮殿前のロッジア・ディ・ランツィです。ここはかつて外交式典などの政治の場だったそうです。今は彫刻の傑作群がひしめきあいます。

ロッジアの右端はジャンボローニャ(Giambologna)の作品です。ローマ建国神話を題材にした《サビニの女たちの略奪 The Rape of the Sabine Women》です。1579年から1583年にかけてつくられました。
アカデミア美術館に石膏版がありましたけど、こちらは大理石バージョンです。
この3体の絡み合いが躍動感ありますね。マニエリスム彫刻の傑作です。
これは初のメディチ家君主・コジモ一世の息子のフランチェスコ一世の発注だそうです。
メディチ家の統治が安定したために、コジモ一世時代の「ペルセウス」のような威圧的で政治的なテーマから、躍動的で自由なテーマに変化していったのかもしれません。
この後、細部を見ていきますが、ジャンボローニャの技量がベルニーニにも匹敵することがよく分かります。















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