トルバルセン《マルスとアモール Mars and Amor》|彫刻画像70枚(トルバルセン美術館)
デンマーク・コペンハーゲンにわざわざ赴き、ベルテル・トルバルセン(Bertel Thorvaldsen)の《マルスとアモール Mars and Amor》を70枚撮影しました。コペンハーゲンにはトルバルセン専門のトルバルセン美術館(Thorvaldsens Museum)があります。
正面・側面・下部など様々なアングルから筋肉表現や細部をじっくり堪能しました。迫真の接写画像もあり。

戦争の神マルス(アレス)と愛の神アモール(キューピッド)という対照的な存在を並べた大理石彫刻です。
巨大で力強い戦争の神「大人(軍神)」と、無邪気で小さな「子供(愛の神)」という対極的な存在を並べ、平和で親密な瞬間を描いています。
ちなみにアモールの母であるアフロディテ(ヴィーナス)とマルスは愛人関係にあります。
この作品では、戦いの神であるマルスが物々しい雰囲気ではなく、非常に穏やかな表情で描かれています。父と子はまるで「持ち物の交換ゲーム」をしているかのような姿をしています。
アモールは父親の大きく重い「剣」を面白がって持ち、その重さを試しています。マルスはアモールの小さな「愛の矢」を手に持ち、じっと見つめています。
この作品は1810年頃から制作が開始され、1823年頃に完成しました。
古代ギリシャ・ローマ美術を理想とする新古典主義の傑作と言えるでしょう。





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